グループホーム心から撫川より 同じ釜の飯を…

台風が過ぎて朝晩ぐっと冷え込みが増し、秋だな~と感じています。
気温の差に風邪をひかない様に気を付けたいですね。( ^)o(^ )

グループホーム心から撫川では毎月の勉強会の一環として、
今月は「介護に要する時間」と題しました介護技術勉強会を実施しました。

日々ご利用者様と関わる中で、皆さんが感じている事を考えていこうというものですが、
今回は「食事」にスポットをあてました。

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皆さん食事はどのように摂りますか?

まず、ご飯。次に、おかず。…など、順番やペースは人それぞれですよね?

でもご自分で食べられない方は、どれからどういうペースで、どのくらいの量で
どのくらいの時間をかけて、ということをこちらで配慮しなければなりませんよね?

日々食事の介助をさせて頂く中で、
「早く食べてもらわないと、これだけは食べていただかないと…」
という気持ちがどうしても先走ってしまいますよね。

でも本当に大切なのは「美味しく、楽しく」食事をする事ですよね。

ご自分で食べる事が出来なくても、
何が食べたいか言えなくても私たちがそのような視点で介助させて頂く事が必要ですよね?

今回はそんなご利用者様の視点に少しでも近づく為、実際にスタッフ同士で介助をしました。

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食事は焼き鳥とドーナツを準備し、刻みとミキサー状にし、
食べさせ合うまえに何か言わずに食べてもらいました。
焼き鳥は牛丼と間違えたり、ドーナツは何か粉の物とアバウトな答えだったり、
高カロリー食品は意外と美味しいなど意見が出ました。

何かわからず食べる事と「美味しそう」と思って食べる事は、
楽しみ方も変わってくると思います。
例え意思表示がはっきりできない方でも、
介助させて頂く前に「〇〇ですよ」と一言添える大切さを学んだと思います。

そして一緒に食卓を囲む事の大切さというものを
こうした演習を通じて理解していきたいですね。

グループホーム心から撫川 
介護スタッフ 山口 紀子
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