本物ケアとは

GENUINE CARE

取り組み事例

各種事例を通じて、 創心流本物ケアサービスにふれていただけます。

トラベルリハサークル

多くの介護者が要介護者との旅行を望んでいる一方、経験や情報不足により旅行への一歩が踏み出せていない現状があります。そこで私たちは、介護者・要介護者に、「トラベルリハ」という企画を通し、旅行に対しての不安を払拭してもらい、自身の可能性を広げてもらいたいと考えました

トラベルリハの目的

  • 旅行に対する不安を取り除き、自分で行けるという自信を持っていただく。
  • 日頃のリハビリの成果・効果を試し、以後のリハビリに役立てる。
  • 環境の整備されたデイサービス内ではなく、バリアのある生活環境で「できてい ること」できていないこと」の確認をし、環境を限定しない活動行為を獲得していただく。
  • 自立した社会参加の道しるべにしていただく。
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旅のしくみと「できる」を「知る」ということ

  • 日頃のリハビリの成果のフィードバックをし、その後のリハビリに活かしていく事を目的としているため、創心會の介護サービスを利用している方を対象としています。
  • 長時間の座位姿勢の保持(バス旅行が主であるため)、自宅から集合場所への移動が出来る方を対象としています。
  • 旅行実施者は旅行会社、創心會は企画主催者です。介護保険サービスではありません。
  • 参加訓練及び、準備は参加者が主体的に行っていただきます。
  • 現地の環境を予測し、対応方法を検討する訓練になることを目的としています。
    (いずれは「トラベルリハ」ではなく、ご自身で旅行に行って頂けるようにするため。)
    ただし、予測の元で必要と思われる動作訓練(バスの昇降訓練、狭い通路の通過訓練など)については日頃のサービスで支援させて頂きます。
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施設内通貨制度

海外の研究では、リハビリと褒められることでリハビリ効果が上がるという結果が証明されています。脳が褒められることを感じる(期待する)部分を報酬系と呼び、報酬を得られることが行為行動への動機づけとなり、ドーパミンの分泌を促進されます。ドーパミンやセロトニンなどの良質な脳内ホルモン系の分泌がなされることは脳の神経回路の形成や活性化に重要です。これらをリハビリ時のやる気・意欲の向上に応用して「施設内通貨制度」が生まれました。

通貨のやり取りを通じて脳の報酬系刺激を強化します

創心會では、利用者皆様の全て行為に対して、プラスのフィードバックをするように心がけています。「本日よくできた事は何か」「以前より上達した事は何か」を具体的にお伝えします。それは脳の中にある報酬系を刺激する手法の一つなのです。しかしまだまだ十分ではないと感じております。あらゆる学説を学び、報酬系への刺激をもっと強化できる手法を導入しました。H24年4月から始まった施設内通貨制度は、利用者様それぞれに合ったリハビリ効果を生む新しい制度です。

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「ま~ブル」とは何か?

創心會の施設内での活動には、全て通貨をご使用して頂きます。通貨は、『ま~ブル』と呼び、来所されたときや、リハビリを行ったときに稼ぐことができます。また、稼いで貯めた通貨は、施設内での趣味活動やリラクゼーションサービスを利用するときに支払って頂きます。
ま~ブルを稼いだり、支払ったりすることを常時繰り返すことで脳にある報酬系が刺激され、『ドーパミン』という、やる気を発揮させる神経物質の分泌が促進され、リハビリ効果が一層高まるのです。ま~ブルは、前向きにリハビリをされた努力の証です。そしてま~ブルは脳の治療と思って遠慮なくしっかりお受け取りください。

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その他各種事例のご案内

創心會では、他にも様々な取り組みを行っております。 是非ご覧ください。

  • 岡山県地域包括ケア学会 学術大会
  • 日本訪問リハビリテーション学会 発表事例
  • 民介協全国事例発表会 優秀賞(3作)
  • 岡山プライマリ・ケア学会 岡山県介護福祉士会 実践研究大会受賞
広報誌