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2018.09.19

こんにちは。福山センター訪問リハビリ担当、作業療法士の井上です。今回は最近感動した1カ月前から関わらせて頂いている方の紹介をさせて頂きます。

 

歩行器でなんとか歩けるレベルであり転倒リスクもあることから退院と同時に訪問看護からのリハビリも開始しました。

 

 この方は息子さんと二人暮らしをしています。息子さんはお仕事が夜勤ばかりということでいつも朝9時前後に戻ってこられます。なので朝食全てはできないですが、味噌汁くらいは、と台所に立っています。素敵ですね。

 

 1カ月ほどたち訓練の中でも立位や歩行の安定感も向上してきたので自宅での動作の話をしていると「今は玄関の門も開けれるようになったからね。」笑顔で言われました。

 

最初僕の頭は???でした。

 

 でもすぐにピンときて。夜勤明けで帰ってくる息子さんを迎えるために開けに出ているんだな、それが役割になっているんだなと感じました。

 

とても、素敵じゃないですか?

 

 家族人情リハビリが繋がって僕はとても感動しましたし、この方が今後もリハビリを通じて活動機能向上、そして役割参加に繋がるようにいっそう僕も頑張りたいと思いました。

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